11gからの新機能であるADR(Automatic Diagnostic Repsitory)関連出力ディレクトリ一覧を確認するにはV$DIAG_INFOを確認する
set line 200 col name for a30 col value for a60 select * from v$diag_info;
※出力先設定は初期化パラメータ「diagnostic_dest」にて指定する。
指定ディレクトリ配下に「diag」ディレクトリが作成され、各種ログ用ディレクトリが展開する。
※なぜかOracleバイナリインストール時点(DB作成前)で$ORACLE_BASE配下にdiagディレクトリが作成されてしまうため、物理設計と異なる場合は手動削除する必要があることに注意(事前変更不可。11gR2時点でも上記のまま)
※リスナー、sqlnetのログについても管理可能ではあるが、あくまでデフォルトとしては対象外になっているようだ(DBCAやNETCA等でリスナーを作成した場合は作成時デフォルトにADR_BASE_LISTENERオプションが含まれているらしくADR管理となる)
しかしながらsqlnetの出力先についてはADR_BASE指定ディレクトリ配下になぜか「oradiag_oracle」ディレクトリとして展開されるw