うんちくメモ

ただのメモです。内容は妄想の可能性があります

STATSPACKダンプデータの別環境への移行うんちく

●他環境からのダンプデータに対しての、$ORACLE_HOME/rdbms/admin/ 配下の各種スクリプト使用についての注意事項

  • 移行環境のOracleバージョンが異なる場合、STATSPACK関連オブジェクトに問題が生じる場合がある
    • →$ORACLE_HOME/rdbms/admin/ 配下の各種スクリプト(sprep.sql、sprepins.sqlなど)を使用時に上記問題が発生する可能性がある
    • →これは複数のSTATSPACKダンプデータをスキーマを分割して管理している場合にも発生する
    • →この問題発生時動作から推測するに、最初に作成されたPERFSTATスキーマ内に作成されたパッケージ等を各種スクリプトが使用するため発生する?

★回避策として、同一インスタンス内にて複数のSTATSPACKダンプデータの管理を行う場合、解析毎に既存データは退避し、一度デフォルトのPERFSTATユーザを削除

    • →再びspcreate.sqlを実行し、PERFSTATユーザ・及びオブジェクト作成
    • →他環境からのダンプデータを再作成されたPERFSTATスキーマに対してインポート

●PERFSTATスキーマのテーブル削除スクリプト

●他環境からのダンプデータをもとにしたレポート出力

  • spreport.sql使用時に追加でさらに2つの引数が必要となる
    • 1.dbid
    • 2.inst_num
  • 入力する値はそれぞれstats$snapshot 対象列から判断する

●他環境からのダンプデータをもとにした実行計画の出力

  • sprepsql.sql使用時に追加でさらに2つの引数が必要となる
    • 1.dbid
    • 2.inst_num
  • 入力する値はそれぞれstats$snapshot 対象列から判断する